1週間前に奈良県宇陀市の巨樹を尋ねた時に、この地にも立ち寄りたかったのですが、時間の関係で割愛しました。 途中1キロ手前でカキ氷の聖地、しだれ桜の名所で有名になった氷室(ひむろ)神社を通りました。この神社は食用の氷のため、氷池や氷の貯蔵庫を作っていた土地で、その守り神を祭ったのが始まりです。そんな土地環境なのでしょうか、大気は涼しいものでした。さて婆羅門杉は見応えのあるたいへん立派な巨樹でした。正面から見て右側の木の枝が太くて立派です。バラモンとはインドのカースト制度の頂点に位置するバラモン教やヒンドゥー教の司祭階級の総称とか。 日本では社会的に尊貴とされた人々、貴族などをさす言葉として婆羅門が使われていたようです。丁度二本の杉が門のようになっているし、婆羅門の意味からもビッタリのネーミングだと思います。
舗装された道が、婆羅門杉のスグ近くまで整備されていて、駐車場もあります。