宇太水分(うだみくまり)神社は巨樹よりも、本殿が国宝に指定されていて、訪れる人も多い。鎌倉時代・崇神天皇の時代の建立で、延喜式にも記載されており、古くから信仰を集めています。
鎌倉時代に建てられた本殿は、一間社隅木入春日造の3棟が並び立ち、速秋津彦命(はやあきつひこ)、天水分神(あめのみくまりのかみ)、国水分神(くにのみくまりのかみ)の水分三座をお祀りしています。
夫婦杉は、地上3メートルくらいから二つに分かれて成長しているスギで、
根元が一つになった杉であるため、夫婦杉と呼ばれて夫婦和合の守り神として親しまれています。
また、境内には源頼朝が幼少時にここで、大将軍になれるかどうかを占うために、杉を植えさせたと伝えられています。その杉の二代目が看板とともに立っています。頼朝杉(よりともすぎ)と名付けられています。