大願寺は約1400年前の推古時代に聖徳太子が蘇我馬子に命じて建立されたとされています。
大願寺はこの地の名産である吉野葛を使った薬草料理が有名で現在でも人気を集めています。予約が必要です。場内は広く山手の方も捜し回りましたが、結局モミ木は仏足堂の横、駐車場におりてゆく斜面にありました。この木についての看板などはありませんでした。
モミ以外にもハンカチノキ、モミジ、ケヤキ、ヤマザクラ、イチョウなどがあり、大願寺の紅葉も有名です。
大宇陀は、古くは阿騎野(あきの)と呼ばれ、推古19年(611年)に宮廷の薬狩りのことが日本書記にあります。万葉集にも「東(ひむがし)の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」(現代語訳は東方の野に日の出前の光が射し始めるのが見えて、後ろを振り返って西の方角を見ると、月が傾いていた。)は柿本人麻呂がこの地を訪れて詠んだものです。世界の樹木 樅(モミ)について
近鉄大阪線・榛原駅からタクシーてで南に8キロの地、バス(奈良交通)も利用可能で「大宇陀」で下車すると、道の駅がある。ちょうどその裏手が大願寺になります駐車場は大願寺境内にあり、モミのすぐ近くまで乗り付けられます。