月瀬の大すぎ (つきせのおおすぎ)
秋には周りのコスモスが綺麗とのこと。近くには小さな社と公園あり静かなところである。
月瀬の大杉のある根羽(ねば)村は岐阜県、愛知県、長野県にまたがる山奥にあり、近くには愛知県の茶臼山国民休暇村がある。
看板などに記載のある樹齢は文部省調査による指定当時の1800有余年を採用している。
平成元年の環境庁の巨木全国調査で長野県一位の巨木であることが確認された。
昔から虫歯に病むものが祈願すると、直るといわれている。また枝が折れると大事変の起る前兆とも語り継がれている。
旧月瀬神社のご神木として古来から尊敬され、過去何度か伐採の危機があつたが地区住民の努力で現在まで生き延びてきた。
弘化元年(1844年)の江戸城本丸焼失後の復興建築用材としてや、明治41年の神社統合令でも、伐採、売却の決議がなされ、
危機になつたが,月瀬全住民の団結により、決議を撤回した。
巨樹の顔、巨樹を見に行く、巨樹・名木巡り甲信越中部、日本の巨木、巨樹巨木全国674本、神の木と会う、巨樹の民俗紀行等の書籍によつて紹介されています。
記念物指定
国指定天然記念物 昭和19年11月
データー
樹種すぎ 幹周 目通り14m 樹高40m 樹齢 推定1800年
住所
長野県下伊那郡根羽村月瀬、月瀬神社境内 緯度 北緯 35.15.17 経度 東経 137.34.11
解説、案内版
人物は写真提供者の椿氏
撮影日、撮影者
交通
名古屋より名鉄豊田市駅、バスで稲武経由根羽へ
・車では名古屋から国道153号線(飯田街道)を長野方面へ。長野を越えてすぐに右手に「月瀬の大杉」の看板あり。
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