堂ケ山神明社のくすのき
この日は三重愛知2泊巨樹旅行の最終日で最終の目的地への移動途中で偶然発見した。
芳ケ崎のクロガネモチの撮影を最初に太夫の大楠、東阿倉川のマメナシ
、鵜の森神社のサイカチ
長太の大楠、地蔵大松、川俣神社のスダジイ中山寺のモツコクと廻り、果号寺のシブナシガヤに向かう
途中の街道であった。
看板によると堂ケ山町の集落発祥以前の四日市を流れる内部川が無堤防で砂礫の段丘地帯であつた頃から
自生しておりその後、堂ケ山町が一大穀倉地帯となり、産土神を祀るため、このクスノキの地に神明社を
建立したと伝えられている。この話をもとにすると樹齢800年以上となる。
地上5メートルのところから幹は南北に2分しており北側の太い幹の上部は落雷のためかれているが
樹勢は盛んである。
県指定ではなく市の指定だが、クスノキは一般に大きく、自力で立っているその姿は他の樹木よりはるかに
雄大に見える。このクスノキも南側の幹から枝が入り口の鳥居の方向に湾曲しているようで、見ている自分が
飲み込み込まれそうにそうに思えた。しばしの時間その空間を楽しんだ。
この巨樹に関する書籍は私たちの書棚にはなかったが、三重県緑化推進協会が出版した「みえの樹木百選」
ガイドマップに紹介されている。
記念物指定
昭和34年 四日市市指定天然記念物
データー
樹種 幹周 808cm 樹高 24m 樹齢 推定800年
住所
三重県四日市市堂ケ山町 堂ケ山神明社 緯度 北緯 34.56.40 経度 東経 136.30.46
掲載書籍
解説、案内版
撮影日、撮影者
99年 9月5日 中川勝弘撮影
撮影機材
Nokon COOLPIX 950
交通
四日市市内国道1号線石薬師の信号を北西へ、途中太陽化学さんの交差点を西へ 堂ケ山町の信号でシルクロードを選ばす左折するとすぐ左側に見えてくる
駐車場
駐車場としてはありませんが、付近に駐車場は可能。
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