下田のイチョウ
住所
熊本県下益城郡城南町隈庄405-1
天然記念物指定
国指定天然記念物(1937年12月21日指定) 幹周12m、樹高21m、樹齢650年 樹齢1300年
解説、案内
近くにスーパーがあり、車の駐車は可能。「下田のイチョウ」は城南町の中心部、火の国酒造の北側に隣接する旧家下田家の庭にあるある。
平成18年に「宇城三十六景」の1つに選定された。
地上1.5mほどで、2幹に分かれている。現地の案内板によると、「南幹5.9メートル/北幹6.4メートル」。
「下田」は、下田家を指しているが、国の天然記念物名称に個人名が用いられているのは珍しい。
案内板には、所有者は城南町、管理者は下田一成さんとある。
イチョウは、天文年間(1532~54)には既に存在していたことが「下田家旧記」に記されているという。
根元には、「世を重ね恵みに会いて栄えゆく銀杏の末は千枝八千枝(ちえやちえ)」の歌碑がある。
天正15年4月18日(1587)には隈庄城に宿泊した豊臣秀吉が翌朝見物に訪れたという記録も残っている。
撮影日、撮影者
2011年10月23 日 中川勝弘撮影
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