藤崎台のクスノキ群
天然記念物指定
国指定天然記念物 1924年12月9日指定
住所
熊本県熊本市宮内
解説、案内
熊本城の西にある藤崎台球場の南側に国天然記念物のクスの巨樹群がある。ここは市街地より20mほど標高が高いところに駐車場があり
普段はが無料で利用でき、そこからさらに坂を上ると巨樹群がある。クスの木の背景には町並みがよく見える。
ここは熊本市井川淵町にある藤崎八幡宮が明治10年の西南戦争で消失するまでの間鎮座されていたところで「藤崎台」と呼ばれている。
この神社は、、平将門の乱の鎮圧を願って、承平5年(935)朱雀天皇の勅願によって創建されたと伝えられている。
その後、神社の移設後は軍用地となり、そして昭和35年(1960)に県営野球場ができた。
七本のクスは神社の森として保護されており最大幹周り11m、最大樹高 27mで樹齢は1000年と推定されている。小さなものでも目通り7m、高さ20mで推定樹齢400年程度ある。これだけの巨樹が七本も近くに存在するのは
非常に珍しいということで、国の天然記念物に指定された。
撮影日、撮影者
2011年10月23 日 中川勝弘撮影
交通
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