巨樹名木探訪

熊本県球磨郡山江村万江淡島　淡島神社

村指定天然記念物　　幹周8m、樹高30m、樹齢300年

神社の奥にイチイガシの巨木がある。（5、6枚目の写真の左側の巨木） 木には「腰かけ穴」があり、願をかける人も多い聞きます。 イチイガシにはハマクサギ、リュウノヒゲ、キズタ、アオガネシダなどが着生している。 球磨地方のイチイガシでは最大であり、九州では7番目の大きさである。
この淡島神社は子宝・安産そして腰から下の病気の平癒として知られており、現在も願い事をする人が絶えません。 昭和１５年に奉献されたミニ鳥居は有名で、女性の腰から下の病に効能があるため、女性の参拝者が多く、 特に小さな鳥居の中をくぐれば、子宝に恵まれること必至といわれています。 この地区産の梅干し漬が「安産の梅」としてお土産として販売されている。 また淡島神社一帯は、源氏ボタルの生息地でもあり、５～６月頃にはホタルの乱舞が見られます。

2011年10月23 日　中川勝弘撮影