ぼくら
保久良神社(ほくらじんじゃ)は、兵庫県神戸市東灘区にあり、保久良山(金鳥山)の中腹に位置する神社です。参拝には阪急岡本駅から徒歩で向かうのが一般的で、参道周辺は住宅地が密集しており、車の利用は難しい場所にあります。ちなみに岡本駅は製作者の大学時代の下車駅です。
この神社では須佐之男命、大国主命、大歳御祖命、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)をお祀りしています。創建時期は不明ですが、古代祭祀の跡と思われる磐座や、石器時代から弥生時代の道具、重要文化財の銅戈(どうか)などが出土しており、古くから神聖な場所とされてきました。
伝承では、椎根津彦命が青木(おおぎ)の浜に漂着したことが地名の由来とされています。また、社頭の「灘の一つ火」と呼ばれる常夜灯は、日本武尊が航海中に道を見失った際、神社の灯火を頼りに帰還できたことから、航海者たちに広く信仰されてきました。
境内を探しましたがヤマモモが見つからず、諦めかけていた時に、宮司さんが通りかかったので、聞きましたらなんと登ってきた道の近くでした。参道(登山道)を登りきった所から寄付者の名前が彫られた石柱が並んでいます。その最初のところから2メートルほど。