「神迎える楡」
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記念物指定
なし
データー
樹種 ハルニレ 幹周567cm 樹高24m 樹齢 推定400年
住所
北海道旭川市東旭川南1条6丁目8-14 旭川神社境内
緯度 北緯 43°46'00"
経度 東経 42°26'44"
境内、場内の景色
社務所の玄関にはニレの大木を柱に利用している。これは境内にあつたニレが台風で倒れたものを再利用したもの。迫力がある
撮影日、撮影者
1998年 8月8日 中川勝弘撮影
撮影機材
Nokon COOLPIX 950
駐車場
駐車場あり
一般的な解説
ニレ科。落葉高木。北半球の暖帯から温帯に分布する。日本ではハルニレ・アキニレ・オヒョウがある。
エルムとも呼ばれ、北海道の平地でよく育つはハルニレのことである。ハルニレは本州以南の温帯林や
亜寒帯林にも、ほかの落葉広葉樹と混生するが、本州以南に通常見られるのは、アキニレのほうである。
左右不対称の小さな葉がかわいらしいアキニレは、街路樹としてもよく植えられる。ハルニレは4月ごろ
アキニレは10月ごろに開花するため、この名があるが、ともに花は目立たない。建築材・器具材としても用
いられるが、材は堅く工作が難しい。中国産やヨーロッパ産のニレ類のある種のものは、強靭で材質が
すぐれ、かつて舟材として盛んに使われた。なお、アイヌの織物「アッシ」は、同じニレ属のオヒョウの
樹皮からつくられる。