とみさわ
福島民報社の「ふくしまの名木」や歴史春秋社の「ふくしまの巨木」にも掲載はなかったのですが、二本松市のホームページに記載がありましたので訪ねました。
個人の敷地とのことで、遠くからの撮影しか出来ないかも知れないと思って訪問ました。地番がわかっていましたのですぐに当地に到着したところ、立派な二本松教育委員会の案内板があり、次のように書かれています。
『佐藤氏の宅地の東側の小高い杉山に立つ大木で、地上5m位から3方に分かれ、北側の枝1本は太く、3mのところから2つに分かれており地上より2.5m、西に15mと生育旺盛で大樹の風格があります。
なお、佐藤家の西側には縄文時代中期の上台遺跡があり、歴史を物語る土地でもある。二本松市教育委員会』
その時、農作業風の私と同年代の方が声をかけてくださいました。佐藤氏本人で、ケヤキが家のご神木になっていることなどを聞かせてもらい、木の根元まで案内してくださいました。さまざまなお話をしましたが、市会議員もされているせいか、問題意識も高く、私の仕事のこともしっかりメモを取りながら聞かれます。おかげで近接撮影もできました。