かくれがのもり
国の指定天然記念物(1934年12月28日指定)です。樹齢1500年、 樹高21メートル、幹周18メートルで全国8位の巨木。 「此の恵蘇町の辺に隠家の森とてあり。是は此関にて名のらざりし者をば通さざりける故、此森に隠れゐるよしいひ伝えたり(筑前国続風土記)」とあり、 昔、朝倉の関を通れない者が、夜になるまでこの木に身を隠したことで、現在の「隠家の森」の名が付いたといわれている。森というのはこの辺一体に数多くのクスノキがあったことから。 昔の大きな樹形はないものの、少し離れた所から見てもわかるとおり、立派な巨樹ですね。
2015年11月15日 中川勝弘撮影