木井馬場のムクのキ
記念物指定
福岡県指定天然記念物 (昭和58年3月19日指定)
住所
福岡県京都郡みやこ町犀川木井馬場345番地
解説板には次のように記載されています。
ムクノキはニレ科の落葉高木で、関東以西の低山に自生し、私たちに身近な 「里山」的自然を演出する樹木として知られます。名前の由来は「皮が厚くむけるから」とか「葉がサンドペーパのようにざらつくことから木工に利用されたため」などといわれ、また森林として見られることが少ないのが特徴です。
葉は5~7cmの楕円形で先端がとがり、表面をざらつきの激しい剛毛が覆うほか花は3~4月に、果実が10~11月頃にできます。
果実は直径1cm前後で熟すと黒紫色になり、生のまま食べられます。なお、実はムクドリが好んで食べることでも知られています。
材は緻密・堅牢で割れにくいため建築材や器具材 (運動具 楽器などとして広く利用されました。
このムクノキは地元木井馬場(きいばば)地区でも指折りの巨樹・古木とし、 て、また同じ敷地内にある貴船神社のご神木として崇められるほか、かつては子どもたちが甘味を求めてよじ登る光景がよく見られた「なつかしの木・思い出の木」として親しまれています。
平成13年 3月 福岡県みやこ町教育委員会
掲載書籍
撮影日、撮影者
撮影機材
LUMIX G8 、Feiyu Gmax6、DJI Pocket、 LUMIX 7-14mm F4.0、M.ZUIKO 75-300mm F4.8-6.7、 LUMIX
12-35mm F2.8 、LUMIX G8mm F3.5、LUMIX 20mm F1.7 、PROMINAR 8.5mm F2.8、 NOKTON 42.5mm F0.95、 Reflex 300mm F6.3 、Lumix 14-42mm F3.5-5.6
交通・駐車場