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学名「Aspidosperma peroba 」で検索の結果
- 管理番号 科・属
- 1102098―1 キョウチクトウ科(Apocynaceae) Aspidosperma属
- 学名
- Aspidosperma peroba
- 和名・商業名
- ペロバローザ
- 英名・商業名
- Peroba rosa
樹木・木材の別名、産地、解説
- 別名、現地名
- 代表和名「ペロバローザ」、代表英名「Peroba Rosa」。アルトカルプス、ペロバロサ、Amarello,Amargoso,Peroba Rosa(ブラジル)、Amargoroso,Carretto,Ib,Peroba Amarela,Peroba MIRIM,Peroba Rajada,Peroba Rosa,Sobro(スペイン)、Peroba AÇÚ(フランス)、Pino Blanio,Curi-y(ポルトガル)、Red peroba(市場名)、
- 主たる分布
- 南米南部
- 樹種解説
- 分布はブラジル南東部とアルゼンチンの一部。サンバウロ州に蓄積が多いとされている。心材と辺材の境ははっきりしていない。心材は赤色から黄色で、色は均一ではなく、変化している。大気に長くさらされていると、褐色になっていく。辺材は黄色を帯びている。肌目は精で、均一。硬く、やや重い木材で、耐朽性は高いが、白蟻の害を受ける。加工は容易で、仕上がりもよい。接着もよい。乾燥も良好だが、多少狂いが出ることがある。用途は住宅構造材、家具、建具、床板、枕木、化粧単板など。
主要な材質・強度性質表・グラフ
- 1.比重
- 8+
- 2.収縮率 接線方向
- 含水率1%当たり
- 5
- 全収縮率
- 5
- 3.収縮率 半径方向
- 含水率1%当たり
- 5
- 全収縮率
- 5
- 4.曲げヤング係
- -
- 5.縦圧縮強さ
- 9
- 6.縦引張り強さ
- -
- 7.曲げ強さ
- 8+
- 8.せん断強さ
- -
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
- レッドリスト取扱
- IUCNレッドリスト1994年版 Ver.
2.3版には、絶滅危惧IB類、Endangered(EN)、と指定されている。基準は(A1acd+2cd)となっている。
- 基準解説
・直接の観察で、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも50%の縮小が観察、推論される。・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも50%の縮小が観察、推論さ
れる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも50%の縮小が観察、推論される。・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、次の10年間若しくは3世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも50%の縮
小が予測あるいは想定される・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、次の10年間若しくは3世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも50%の縮小が予測あるいは想定さ
れる
- ワシントン条約
- -情報なし-
- 参照・参考
- 世界の木材900種(1975)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)