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和名「アピトン」で検索の結果

管理番号 科・属
177282―1 フタバガキ科(Dipterocarpaceae)
Dipterocarpus属
和名・商業名
アピトン
学名
Dipterocarpus hasseltii
英名・商業名
Apitong
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「アピトン、クルイン」、代表英名「Apitong」。パラワンパナウ、ヤン,Yang(タイ)、Keruing、Melabuwai(インドネシア)、Palawan panau、
主たる分布
フィリッピン、インドネシア、マレーシア(この地区を材質表に掲載 )
樹種解説
大きな木は直径100cm、樹高20~26mに達する。幹は通直で整っており、根張りはない。フィリピンにおいてこの種類は、パラワン(Palawan)のみに見られる。供給は豊富で、この種類は一般に純林をなして生ずる。またジャワ、マレー半島およびスマトラにも見られる。樹冠はこの属の他の種類に似ている。葉は大体楕円形で、長さ14~20cm、幅8~12cmで、細枝と葉は無毛にして滑らかである。葉は10~12対の葉脈を持つ。実は直径2cmぐらいである。多くの点でパナウ(Panau、D、gracilis Blume)に似ている。時にはギホー(Guijo)のように堅くて重いものもあり、普通のものでも硬度と強度は上位の方で、この点はバシラン・アピトン(Basilan apitong)と同じぐらいである。用途はアピトンに同じ。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
8
2. 1%当り収縮率
接線方向
6
半径方向
6
3.全収縮率
接線方向
4
半径方向
4
4.曲げヤング係
8
5.縦圧縮強さ
8
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
7+
8.せん断強さ
5+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IA類、Critically Endangered (CR) と指定されている。基準は(A1cd+2cd)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推 定される。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルなどで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推定される。・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、次の10年間あるいは3世代に、少なくとも80%の縮小が予測あるいは想定 される。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、次の10年間あるいは3世代に、少なくとも80%の縮小が予測あるいは想定される。
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
中川木材産業のビジネスPRその1  取り外し簡単な「フリーフェンス」、ページはコチラです。(公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )

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