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樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: --情報収集中--
主たる分布: 東アフリカ
樹種解説: 小型～中型の樹木で、直径はふつう50cm、幹の形が悪いことも多い。分布は東アフリカで主としてタンザニアから出荷されている。肌目は非常に精で、色調は黄から褐色までさまざまである。木理は交錯するが、形の悪い幹からとられたものは不規則なことが多く、それが魅力ある木目になっている。重厚で重い木材で、加工の際によく匂う芳香がある。そのため、ビャクダン油の代用として商取引されている。重硬だが乾燥しにくいということはなく、一度乾燥すると非常に安定している。しかし加工は困難で、木理の乱れている木材の場合、仕上げをよくするためには注意が要る。摩耗に対しては非常に強いが、強度は中程度に過ぎない。耐朽性は非常に高く、白蟻に対する抵抗性は中庸である。用途は床板材で、公私の建物によく利用される。また耐摩耗性があるため、工場のような過酷な条件下にある建物の床板にも使用されている。東アフリカではよく木彫りの動物の材料にされる。

主要な材質・強度性質表・グラフ