和名「」で検索の結果

管理番号　科・属: 2067290―2　ジャケツイバラ科　Distemonanthus属
和名・商業名: ムビンギ
学名: Distemonanthus benthamianus
英名・商業名

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「アヤン」、代表英名「Ayan」。ナイジェリアンサテンウッド（米国,英国）、ムビンギ、ヤーン、African satinwood、Anyaran,Ayanran,Anyan（ナイジェリア）、ayanran（ナイジェリア）、barre（コートジボワール）、Barre’（コートジボワール）、bonsamdua（ガーナ）、Dau Yaau,Tro(ベトナム)、eyen（カメルーン）、Eyen（カメルーン）、Movingui、Movingui（French W. A)、Nigerian Satinwood,Nigerian yellow satinwood（英国）、Oguéminia（ガボン）、okpe（トーゴ）、
主たる分布: 西アフリカ
樹種解説: 樹高は４０ｍ前後、枝下高は１５～２０ｍ。直径６０～８０ｃｍ。樹高のわりに細身である。分布は西アフリカのシェラレオネからガボンにいたる常緑多雨林。とくに南ナイジェリア、カメルーン、赤道ギニアに多くみられる。辺材は淡黄色で３～４ｃｍ幅。心材は明るいレモン黄色、辺材は淡黄色で区別が判然としない。木理は交錯して波杢がある。肌目は精で非常に光沢があり、材面は美しい。東インドのサテンウッドに似ている。適度に堅くて重い重硬材である。保存性・耐久性とも良好。乾燥は少し割や狂いを生ずる傾向があるがおおむね良好。一定の耐久力および耐蟻性がある。手用および機械工具で加工容易。柾目材は、その組合った木理のために鉋削りの時逆目を生ずる傾向がある。釘打ちおよび木ねじもみは良好。用途は家具、キャビネット製作、旋盤細工、車両材、船舶材、合板、フローリング、家具，ビリヤードキュー、ツキ板用内部装飾など。東急ハンズの木のハガキではモビンギとなっている。

主要な材質・強度性質表・グラフ