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管理番号 科・属
1779205―2 ヒノキ科(Cupressaceae) ヒノキ属 針葉樹
和名・商業名
ベイヒ
学名
Chamaecyparis lawsoniana
英名・商業名
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「ローソンサイプレス」、代表英名「Lawson Cypress」。オオソネ、ピーオーシーダー、ベイヒ、ポートオーフォードシーダー、ローソンヒノキ、Enia、Lawson False Cypress、Port Orford cedar、
主たる分布
北アメリカ西部
樹種解説
常緑大高木。樹高21~61m、直径0.8-1.7m。明治時代からヒノキの代替として輸入されていて、米檜という商業名で取引されている。ヒノキに似ていて、しかも桧に比べ低価格であることから、最近でもほぼ安定して輸入されている。分布は北米西部のオレゴン州、カリフォルニア州に産する。英名のポートオーフォード(シダー)という名前は、オレコン州の地名である。日本のヒノキと同類で、材質的によく似ており、見分けにくいことも多いが、香り異なる、刺激的な匂いで酸味がある。心材は黄白色~淡黄褐色。辺材は白色~淡黄白色だが、しばしば心辺材の区別がつかないことがある。肌目は精。木理は通直である。材質は国産のヒノキに似て肌目も細かい。強度はやや劣るが、耐朽・保存性が高い。加工、表面仕上げは良好で、光沢がでる。狂いが少なく、乾燥すると寸度の安定性がよく、製品の仕上がりがよい。用途は土木、建築、家具、船舶、器具、水槽、建具、床板、サッシュなど。耐久性の必要な用途に利用される。日本では、ヒノキの代替用として、同じように利用される。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
6+
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
4.曲げヤング係
7+
5.縦圧縮強さ
7+
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
6+
8.せん断強さ
5+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(A1de+2e)となっている。
基準解説
・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の縮小が観察、推定、 推論され、あるいは疑われる。・外来種、雑種形成、病原体、汚染物質、競争種、寄生種の影響で、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20 %の縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・外来種、雑種形成、病原体、汚染物質、競争種、寄生種の影響で、次の10年間若しくは3世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも20%の縮小 が予測あるいは想定される
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、米材樹種ガイド(1994)、AleenCoombesTrees500、Eyewitness Companion Trees(2007)Simon&Schutrer's guide toTREES(1989)、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)

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