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英名「 White lauan」で検索の結果

管理番号 科・属
4388762―3 フタバガキ科(Dipterocarpaceae) ショレア属
英名・商業名
White lauan
学名
Shorea almon
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「アルモン」、代表英名「Almon(フィリピン)」。ブラックローカスト、ライトレッドメランチ、Eteng(ガボン)、Light Red meranti、Light Red Philippine Mahogany、Squeaker、White lauan
主たる分布
フィリッピン
樹種解説
樹高40~50m。大きいものは樹高70m、直径約180cmに達す。樹幹は整っており、形状は先細りのゆるやかな円筒状をなし、長さは約26~30mで、老木は根張りが強い。樹冠は幹の長さの約1/3~1/2にひろがり、形は平たく不規則であるが、むしろ濃密な方である。群生する性質があって、他の白ラワン類やアピトン類と混生して見られる。フィリピン全土に広く生育。平地から700mの丘陵地に自生し、フィリピン以外にはみられない葉は単純で交互につき、楕円形から卵型で、むしろ凹面をなし、先端は急にとがり元は丸くなっている。ホワイト・ラワンのグループに含まれる樹種。枝下高15~20mの円筒状の通直幹材は利用度が高い。辺材はクリーム色から、乾燥するに従って淡褐色に変り、淡紅色から淡赤色の心材とは判然と区別し難い。木理交錯し、肌理はむしろ粗い。柾目材はリボン模様を現わし、乾燥および加工容易、釘打ちよく、塗粧良好、仕上りはよい。屋外の利用には使えない。この材のやや濃色のものは、ピンクの組に入れられるのであるが、木材は長く外気にさらし、または日光の直射を受けると、すみやかに退色して淡黄色に変る。剥皮した材面に小溝状の凹凸が全面に見られるので、他のラワン類と識別が容易である。用途は家具、工作材、ボート張板、模型、ベニヤ、合板材など。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
6+
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
4
全収縮率
4
4.曲げヤング係
7
5.縦圧縮強さ
6+
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
6+
8.せん断強さ
5+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IA類、Critically Endangered (CR) と指定されている。基準は(A1cd)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推 定される。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルなどで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推定される。
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)

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