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- ID:
- 42597
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0910
- 見出し:
- エルツおもちゃ博物館 台湾・木彫博物館と文化観光連携締結
- 新聞名:
- 旅行新聞新社
- 元UR(アドレス):
- http://www.ryoko-net.co.jp/?p=41821
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
エルツおもちゃ博物館・軽井沢
エルツおもちゃ博物館・軽井沢(長野県・軽井沢町)はこのほど、台湾の苗栗(びょうりつ)縣立三義木彫博物館と2018年9月17日(月)に、文化観光連携を締結すると発表した。
手作りの文化を伝える両施設で連携事業が始まる。
同連携は、軽井沢観光協会と台湾・苗栗縣三義郷が6月に締結した「文化教育観光連携覚書」に基づく、相互の信頼と尊敬を礎とする「施設間連携」。
相互で入館証明となる証書(入館チケットなど)を持参した場合、入館していない片方の博物館が無料で入館できるようになる。
このほか連携事業として、両施設は博物館専門員の交流を行い、互いの文化への理解や教育的側面の研究、施設運営などを情報交換。
互いの施設にPRコーナーを設け、展示作品や施設ガイドなどの書籍を設置するなど、案内に努めていく予定だ
□両館紹介
エルツおもちゃ博物館・軽井沢
軽井沢は欧米人に始まる高原リゾートで、草創期から多くの欧米文化を受け入れてきた。
エルツおもちゃ博物館は、ドイツ・エルツ地方の木工工芸おもちゃや、北欧の知育玩具を紹介する博物館。
約300年以上の歴史を誇る木工工芸芸術であるが、伝統的なデザインや工芸技術を維持するとともに、常に
新しい手法と感性をもって、世界に影響を及ぼす作品を多く生み出している。
苗栗縣立三義木彫博物館
台湾で唯一の木彫りをテーマにした公立博物館。
三義地方の木彫りは、郷民であった呉進寶氏が1918年に拾った枯木を加工し装飾品を製作したことで始まり、日本統治時代に芸術品として好まれた。
当初は神像や伝統的な工芸品が主だったが、近年は個性豊かな創作品が精力的に製作され、さまざまな
題材をテーマにした彫刻作品が次つぎと生み出され、多くの人を魅了している
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