v11.0
- ID:
- 42392
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0817
- 見出し:
- 日本最古の木製サイロがこども園に復活
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/articles/20180818/k00/00e/040/218000c
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
開拓期に北海道安平町遠浅の山田牧場に建てられ、老巧化で2015年12月に解体された木製サイロが、町内のはやきた子ども園(井内聖園長)の前庭に復元された。
10月から園児の「絵本部屋」にする予定で、地域住民は「マチのシンボルが復活した」と喜んでいる。
復元された木製サイロは高さ8メートル、内径3.6メートル。
基礎の上に板を並べた円筒形で、鉄製のリングで板を固定する「漬物おけ方式」という造り。
1931年に滝川市から入植した酪農家約30戸が建てたうちの1棟で、同様のサイロが次々と姿を消す中、「現存する日本最古の木製サイロ」と親しま
れた。
はやきた子ども園は16年に開園。
地域の歴史と文化が感じられる庭園づくりを計画し、サイロ解体の話を聞いて町に有効利用を要望していた。
今年7月に町から一時保管していた解体資材を譲り受け、約420万円かけて今月上旬に復元。
柱やはりで補強した。
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