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- ID:
- 41913
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0626
- 見出し:
- <ラグビーW杯>釜石のスタジアム客席に山林火災の被災木材800本活用 林業復興手
助け
- 新聞名:
-
河北新報
- 元UR(アドレス):
- https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180627_33005.html
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- 記事
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2019年ラグビーワールドカップ(W杯)で会場の一つになる岩手県釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムの客席に、昨年5月に市内で起きた山林火災の被災木材が活用されている
釜石市平田で発生した火災では、山林413ヘクタールが焼失した。
焦げた樹皮をむけば通常の木材とほぼ変わらない品質だったため、市が地元林業の復興を手助けしようと採用を決めた
50年生のスギ約800本で常設スタンド6000席のうち4990席を賄う。
7月末にスタジアムが完成した後に設置する仮設スタンドも、1万席のうち約6000席で被災木材を活用する方針だ
木材を提供した釜石地方森林組合参事の高橋幸男さん(53)は「売れないのではないかと諦めかけたが、世界の注目が集まる施設に採用されて本当にありがたい。
日本らしい木材文化の魅力で海外のファンをもてなしたい」と話す
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