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- ID:
- 41864
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0620
- 見出し:
- 湯と木のぬくもり 施設リニューアル 新工法で県産材活用 /高知
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- https://mainichi.jp/articles/20180620/ddl/k39/040/486000c
- 写真:
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- 記事
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県産木材を使った温泉施設「北川村温泉 ゆずの宿」(北川村小島)が26日、リニューアルオープンする。
新建材「CLT」工法を活用しており、村によると、同工法を用いた温泉施設は全国初という。
【松原由佳】
北川村温泉は老朽化などのため、2015年9月から休館。
昨年から建て替え工事に着手し、今年5月、完成した。
北川村温泉ゆずの宿=高知県北川村小島で、松原由佳撮影
新たな施設はCLTと鉄筋コンクリートを組み合わせたもので、2階建て。
CLTは、板を木目が交差するように層状に重ねて貼り合わせた建築資材で、強度が高く、比較的大規模な木造建築が実現できる。
使われている木材のほとんどが県産で、地域の森林資源の有効活用につなげる。
1階には大浴場、レストラン(7月上旬オープン)、村特産のゆず製品などを売るお土産売り場などを設置。
2階には客室が14室あり、最大46人が宿泊可能。
客室はダブル、ツイン、和洋室の3タイプあり、ヒノキの半露天風呂付き部屋が3室。
客室のバルコニーに出ると、目の前には奈半利川と赤鉄橋の
景色が広がる。
25日までプレオープン期間として、村民パスポート持参者と同伴者が無料で入浴できる。
グランドオープンは26日で、大人700円(村民パスポート持参者300円)、小学生以下は350円(同150円)。
宿泊料は1泊2食付きで1万2000円から。
支配人の皆谷英明さん(54)は「気軽に訪れてもらえるよう
な宿を目指したい」と話している。
問い合わせは北川村温泉(0887・30・1526)
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