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- ID:
- 41861
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0620
- 見出し:
- 剣菱酒造、木製道具の「製造工場」を公開
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201806/0011370312.shtml
- 写真:
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- 記事
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清酒メーカーの剣菱酒造（神戸市東灘区）は１９日、酒造りに使う木製道具を製造する「酒造道具木工所」を報道関係者に公開した。
金属製が主流になる中、昔ながらの道具をつくる職人が高齢化し、入手が困難になっていることから、自社で製造することにした。
新工場は、神戸・深江浜の自社工場の敷地内にあり、昨年１２月に完成。
５月下旬から稼働している。
２階建てで延床面積約６４０平方メートル、総投資額約５億５千万円
製造するのは、酒米を蒸すのに用いる「甑」と呼ばれる大型のおけや、酒母をつくる工程で酵母を増やすために使う湯たんぽに似た「暖気だる」。
２０２０年からは奉納用の酒だるを縛るわら縄も編む予定。
職人３人で１年間に甑２本、たる７０個を製造する。
来年からは、酒造会社だけでなく、みそ、しょうゆなどを製造する会社からの受注を開始する。
白樫政孝社長は「昔ながらの木製道具を自社で製造し、剣菱の酒造りと味を次世代に引き継ぎたい」と話した
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