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- ID:
- 42203
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0727
- 見出し:
- 木製サイロ遊び場に 安平の認定子ども園 老朽化で解体、当時の木材で復元
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.hokkaido-np.co.jp/article/212766/
- 写真:
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- 記事
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町の文化財に指定され、老朽化により2015年に解体された遠浅地区の木製サイロが、町内の認定子ども園「はやきた子ども園」で当時の木材を使って復元されている。
同園はサイロの内部で子どもたちが遊べる構造にする考えで、8月完成予定。
100年以上の歴史を持つ木材が、未来を背負う子どもた
ちの地域文化学習の場に生まれ変わる。
町教委などによると、木製サイロは、明治期に滝川市の空知川に架けられた橋の木材を使い、1931年(昭和6年)に遠浅地区の牧場敷地内に完成。
高さ10・9メートル、内径4・5メートルで、78年ごろまで飼料保存に使われた。
役目を終えた後は、道内に現存する数少ない木製サイロとして愛され、町
の文化財にも指定されたが、2015年10月に強風で窓枠などが破損。
町が保存に向け奔走したが、同年に文化財指定を解除し、所有者によって解体された。
解体後は、町が木材を所有者から買い取り、活用を模索。
16年に「はやきた子ども園」を運営する学校法人「リズム学園」(恵庭市)に木材の再利用を持ちかけた。
同学園は「子どもに故郷の歴史を伝えたい」と再利用を決めたが、園内のほかの施設を改修していたことから、空いていた公営住宅で木材を
保管。
今年7月に着工し、再生作業が始まった。
復元されるサイロは高さ8メートル、内径3・6メートル。
わずかに腐敗で使えない木材があり、当時よりも少し小さくなる。
完成後は、子どもたちが遊ぶ場として使う予定で、同学園の井内聖学園長は「町の歴史を背負ったサイロが、子どものための施設になる。
私も完成が楽しみ」と話す
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