v11.0
- ID:
- 41185
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0403
- 見出し:
- オブジェ感覚でお好きな場所に! 『Taguchi』の無指向性スピーカー|
- 新聞名:
- d.STORE
d.365
- 元UR(アドレス):
- https://www.digimonostation.jp/store/0000136329/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
taguchi LITTLE BEL
販売価格 ¥162,000(税込)
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美しい円錐や積層面、見た目だけじゃない隠れた実力
国内でもトップクラスの音響技術を持つ『Taguchi』のライフスタイル・スペースに向けたスピーカーシリーズ「セレンディピティ・シリーズ」。
そのなかでも、ブックシェルフ型の『LITTLE BELL』は、見た目から心を動かされる。
まるで木のオブジェのような洗練されたデザインで、こんなスピーカーは見たことがない
木製のスピーカーボックスの中には、真上に向けられたスピーカーユニットを設置。
ここから出た音が円錐状の反射板に反射することで、360度の水平方向に広がっていく仕組みだ
木目部分の材質は、すべて北欧のバーチプライウッドを使用。
北欧家具によく使われる木材だが、まだ国内に流通していない時代からいち早く取り寄せていたという。
100%植物油と植物ワックスのみで製造されている木材用保護塗料が使用され、安全で人と環境にも優しい
そして、すごいのはそれだけじゃない。
1枚板から削るのではなく、板をミルフィーユ状に重ねた積層構造。
これにより密度が均等に保たれ、美しい中高域の音を響かせるのである。
聞くのではなく“音をまとう”感覚を追求
株式会社タグチクラフテックのオーディオブランド『Taguchi』は、国立劇場や国会議事堂、コンサート会場やショップなど、これまでに様々な音響設備を担当。
東京・新木場にものづくり工房「田口音響研究所」があり、スピーカーの研究や開発、製造を行っている。
同社のスピーカー作りは、それぞれの空間に合わせたカスタムオーダーが多い。
一つ一つ手作業で作られるため、既存品の場合も基本は在庫を置かずに受注生産。
エンクロージャーだけでなく、スピーカーユニットまで自社で作っているのは国内で唯一だ
そして、フォルムができてから最終的には、実際に職人たちの耳で聞いてチェック。
ジャンルや録音環境の違う様々な音楽を流して調整していく。
この完成までにかけた時間や手間、思いは相当な価値があるはずだ
『Taguchi』スピーカーの生みの親、田口和典さんは音を研究し続けるエンジニアだ。
学生時代から造形や電気工学、音楽に興味を持ち、オーディオの世界へ。
『LITTLE BELL』や『LIGHT』の構造はもちろん、独創的なデザイン制作にも携わるアーティストでもある。
「音を聞くのではなく、まとうような心地良さを目指しています。
音楽を聞いたり歌う場面を見るだけでは面白くないので、その世界に入れる空間を再現しないといけない。
生音のように感じてもらうには、スピーカーの存在を消してしまうことが一番なんです(田口和典さん)」
2個セットの『LITTLE
BELL』。
360度に音が広がるため、設置する環境に制限はない。
本棚や机など、どこにでもハマるデザイン性。
ソファーでくつろぐときはもちろん、食事をしているとき、子どもと遊んでいるときなど、動いていても空間全体が音で満たされた状態に。
ひとりでどっぷり浸るというよりも、ひとつの空間で心地よい音を共有
しようという発想。
お子さんがいるご家庭であれば、小さいうちから心地良い音とふれ合う“音育”としても役立つだろう。
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