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- ID:
- 40935
- 年:
- 2018
- 月日:
- 0305
- 見出し:
- 盛岡のデジタルショップに木製電話機「ギデン」 子どもが安心して遊べるものを
- 新聞名:
- 盛岡経済新聞
- 元UR(アドレス):
- https://morioka.keizai.biz/headline/2537/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
デジタルショップ「8bit Store&College(エイトビット ストア&カレッジ)」(盛岡市八幡町)は、木材を使ったスマートフォン型の玩具「ギデン」を販売している。
ボタンやカメラも本物そっくりに再現されている。
同商品は県産木材を100パーセント使用した「木製疑似電話機」。
「疑似電話機」を略して「ギデン」と名付けた。
同店店長の小野崎敬さんは「自分のスマートフォンを子どもが使いたがったのが製作のきっかけ。
本物を渡すわけにもいかないし、テレビのリモコンなどを電話に見立てて遊ぶこともあるがそれも違
うと思ったので、何か代わりの物を作ってあげたかった」と話し、「扱う商品がデジタル機器なので、最初は木製のスマートフォンケースかと聞かれることが多かった」とも
その後、テレビCMで木の板をスマートフォンに見立てていたことから着想を得て木材を使うことを考案。
市販されている木の板はスマートフォンよりもやや大きいことから、木材を扱う知人に相談し加工をスタートした。
試作したところ予想外の評判があったほか、「販売してみては」という助言を受けて量産に至った
「ギデン」は持ち心地や触り心地の良さにこだわって製作し、小野崎さんが手作業で仕上げている。
いくつものスマートフォンを参考にし、本物に近い大きさや形を追求。
ボタンやカメラなどもレーザー加工で再現した。
実際の画面を模した日付や曜日、時間の刻印にも対応する。
子どもが安全に使えるように落
としても壊れないように素材を選びも工夫し、塗料なども使っていないため、木の香りや時間経過による質感の変化も楽しめる。
基本的な用途としては子ども用の玩具だが、普段からスマートフォンをなかなか手放せない大人がスマートフォンの代わりに持つのにもお勧めだという。
小野崎さんは「1度手に持つと、なぜかずっと持っていたくなるのがギデンの良さかもしれない」と話し、「デジタル機器も自分が使って良いものを置いているので
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