v11.0
- ID:
- 40142
- 年:
- 2017
- 月日:
- 1201
- 見出し:
- 日本一高い木、京都にあった…杉2本が1、2位
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/national/20171130-OYT1T50003.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
林野庁は、京都市左京区花脊はなせの大悲山国有林にある「花脊の三本杉」の1本が62・3メートルに達し、日本一の高さとなったことを確認した。
国内最高とされてきた愛知県新城市の傘杉(59・57メートル)を2・73メートル上回った。
3本は根元でつながるようにして生えており、最も高い「東幹」のほか、「北西幹」も60・7メートルと判明。
樹木の高さで日本の1、2位を占めることになった。
京都市中心部から約30キロ北の山林にあり、樹齢約1000年と伝えられる。
峰定ぶじょう寺のご神木として信仰を集めてきた。
高さはこれまで約35メートルとされていたが、昨秋に林野庁京都大阪森林管理事務所が小型無人機「ドローン」で調べたところ、60メートルを超える高さと判明。
森林総合研究所関西支所(伏見区)の協力で詳しく調査し、東幹が日本一だったことがわかった。
残る「西幹」も57・2メートルで全国5位だった
同管理事務所は「高い木が多いために強風から守られ、雷の影響も少なかったのでは」と分析している。
花脊地域にある森林公園「山村都市交流の森」では、「日本一高い木が京都市内にあった!」と題し、12月9日にガイド付きの見学ツアーを開く。
午前10時、午後1時の2回で、同6日までに申し込む。
小学生以上で定員は各回40人(中学生以下は保護者同伴)。
申し込み、問い合わせは交流の森(07
5・746・0439)
fff: