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ID:
39530
年:
2017
月日:
0908
見出し:
林野庁レポート 2016年、5道県で木材チップの消費量が大幅増加
新聞名:
環境ビジネスオンライン (
元UR(アドレス):
https://www.kankyo-business.jp/news/015576.php
写真:
-
記事
林野庁は9月6日、 2016年における木質バイオマスエネルギーとして利用された木材チップの量は、全体で773.4万トン(前年比12.0%増)。
このうち間伐材・林地残材等に由来するものは191.7万トン(前年比64.2%増)だったと、調査速報を公表した。 この「平成28年木質バイオマスエネルギー利用動向調査」は、木質バイオマス(木材チップ、木質ペレット、薪、おが粉など)のエネルギー利用動向を把握する目的で実施されたもの 調査の対象は、木質バイオマスをエネルギー利用している発電機やボイラーを有する事業所。
2016年の同調査では、全国1,413事業所のうち、95%にあたる1,343事業所の回答が得られた。 調査項目は、事業所の概要、利用した設備の動向、公的補助の活用状況、利用した木質バイオマス量について 今回公表された速報値は、エネルギーとして利用された木質バイオマスのうち、木材チップの量について、調査結果(速報)を取りまとめたものだ 「間伐材・林地残材等」に由来する木材チップは増加傾向 2016年にエネルギーとして利用された木材チップ(全体で773.4万トン)のうち、「間伐材・林地残材等」に由来する木材チップは増加傾向で、191.7万トン(前年から75万トンの増加)であった。
丸太換算した場合は、421.9万立方メートル、前年から165.0万立方メートルの増加 「製材等残材」に由来する木材チップは、164.9万トン(前年から22.1万トンの増加、前年比15.5%増)、「建設資材廃棄物」に由来する木材チップは、398.0万トン(前年から21.7万トンの減少、前年比5.2%減)だった。 エネルギーとして利用された木材チップ、木質ペレットのうち間伐材・林地残材等に由来するものの量の推移 エネルギーとして利用された木材チップ、木質ペレットのうち間伐材・林地残材等に由来するものの量の推移(丸太換算量) こちらをクリックすると拡大します 木質バイオマス発電施設が稼働開始で5道県の利用量が伸びる また、「間伐材・林地残材等」に由来する木材チップの利用量を都道府県別に見ると、利用量の上位5道県は、北海道(19.9万トン)、鹿児島県(18.6万トン)、宮崎県(17.7万トン)、大分県(12.4万トン)、島根県(9.7万トン)。
前年に比べ29道県で合計80.5万トン増加する一方で、13府県では合計5.5万トン減 少となった。 前年からの利用量増加に見の上位5道県は、鹿児島県(14.0万トンの増加)、北海道(12.7万トンの増加)、大分県(8.3万トンの増加)、岩手県(4.9万トンの増加)、秋田県(4.5万トンの増加)の順。
同5道県は、木質バイオマス発電施設の稼働開始により、大幅な増加となった。 fff:
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