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- ID:
- 38661
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0605
- 見出し:
- 新谷古新谷遺跡、古墳時代の木製琴など出土 松山の企画展で公開中
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/region/news/170605/rgn1706050036-n1.html
- 写真:
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- 記事
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愛媛県埋蔵文化財センター(松山市)は、同県今治市新谷の「新谷古新谷(にやこにや)遺跡」第2次発掘調査で、古墳時代後期(6~7世紀)の琴など、県内初出土の木製品が多数見つかったと発表した。
出土品は県生涯学習センター(松山市上野町)で開催中の企画展「伊予の木工芸」で公開している
県内ではこれまでも、琴の可能性のある出土品はあったが、形がはっきりした「槽作りの琴」の出土は初めて。
弦を張る共鳴板は長さ168センチ、幅20~30センチの大型で、片方に弦を張るための突起が設けられている。
音量を増幅する共鳴槽とともに見つかった。
琴は祭祀などの儀式に使われたとされ、廃棄された可能性が高いという。
このほか、全国的に出土数が少ない紡織具の「タタリ柱」なども見つかった。
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