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    ID:
    38608
    年:
    2017
    月日:
    0530
    見出し:
    中国木材、呉に乾燥場と製材工場 端材でバイオマス発電
    新聞名:
    日本経済新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.nikkei.com/article/DGXLZO17034150Z20C17A5LC0000/
    写真:
    -
    記事
    製材加工の中国木材(広島県呉市)は29日、呉市内の工業用地に木材の乾燥場と国産材の製材工場を新設すると発表した。
    同日、呉市と立地協定を締結した。
    約27億円で9万平方メートルを取得する。
    6月以降は本社工場でバイオマス発電設備を増設することも合わせて公表した。
    コスト削減や発電事 業による収益増を図る狙いだ  同社は木造住宅の骨格をなす梁(はり)や柱など構造材をつくる大手。
    12月に呉市内の工業用地「阿賀マリノポリス」内に天日で木材を乾燥する場を設ける。
    住宅木材に適した針葉樹「ベイマツ」を北米から輸入し、本社工場(同)ではりや柱に加工して、日光で3~4カ月かけて乾かす。
    水分を抜くことで、割 れやひびの発生を防ぐ  これまでは木を乾燥するのに木材加工の端材を燃やしてできる蒸気を使ってきた。
    乾燥場の新設により、木を自然乾燥に切り替えるため、年1億5千万円のコスト削減につながるという。  6月以降は木材の乾燥に使ってきた端材の用途をバイオマス発電の燃料に切り替える。
    本社工場に増設した出力約1万キロワットのバイオマス発電設備を稼働する。
    発生した電気は電力会社に1キロワット時あたり24円(税抜き)で売る。
    年20億円の売電収入を見込む  2019年12月には乾燥場の隣に国産材の製材工場を設ける計画だ。
    四国や九州北部にある森林から木を伐採して製材にする。
    今後、円安により輸入木材の調達価格が上昇する可能性を見据える。  同日開いた立地協定の締結式で中国木材の堀川保幸会長は「国産木材の需要はさらに増える」と見通して進出を決めたと強調した。
    呉市の小村和年市長は「地元の企業が工業用地に進出を決めてもらい、大変うれしく思う」と話した fff:

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