v11.0
- ID:
- 38353
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0429
- 見出し:
- 椅子の感触楽しんで 木工作家15人が出品 丹波
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/201704/0010142136.shtml
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
丹波地域やその周辺に拠点を構える木工作家15人が手掛けた椅子38脚が並ぶ展示会「座っ展2017」が29日、兵庫県丹波市柏原町田路の県立丹波年輪の里で始まった。
細部に作家のこだわりが詰まった作品に実際に触れて座ることができるのが特徴。
来場者は目に留まった椅子に腰を下ろして、木
の感触を楽しんでいた。
木工作品の味わいや地元作家の活動を知ってもらおうと、丹波年輪の里などが毎年この時期に開催している。
6回目の今年は、篠山・丹波両市以外にも播磨地域や京都府福知山市などの作家にも門戸を広げた。
会場には、収納が豊富なベンチや寄せ木のスツール、ロッキングチェア、食卓用など多彩な種類が並ぶ。
継ぎ目が分からないような仕上げ、細身のデザインと丈夫さを兼ね備えるための木材加工、楽な姿勢を維持するための背もたれの曲げ方の工夫など、実際に座ってみることであらためて、作家のこだ
わりと技が伝わってくる。
三木市から夫婦で訪れた男性(64)は「ロッキングチェアは座ってみると背中と腰のはまり具合が心地よかった。
遊び心あふれるデザインや、ベーシックなデザインでも細部の工夫が感じられる点が面白いですね」と話していた。
5月7日までの午前9時~午後5時(最終日は午後4時まで)。
月曜休み。
無料。
丹波年輪の里TEL0795・73・0725
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