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- ID:
- 37994
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0324
- 見出し:
- 「木質バイオガス発電」稼働 西郷・温泉施設、木材利用促進へ
- 新聞名:
- 福島民友
- 元UR(アドレス):
- http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170324-158863.php
- 写真:
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- 記事
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再生エネルギーや医療機器関連分野で本県と交流があるドイツのノルトライン・ウェストファーレン州にあるエントラーデ社から藤田建設工業(棚倉町)が導入した小型木質バイオガス発電機が23日、西郷村の温泉施設スパリゾートあぶくまで稼働した。
温泉施設で使う電力と熱エネルギーの約3分の1を賄える見込みで、林業活性化による雇用創出が期待される。
同発電機の導入は国内初。
県内の企業が再生エネ分野で機器を導入するのは初めて
この発電機は、木質ペレットを燃料に、1時間当たり25キロワットの電気とともに同60キロワットの熱エネルギーを供給できる。
運転時間は年8千時間で、木質ペレットの使用量は年180トン
藤田建設工業は福島大と連携、同発電機に利用できる県産材の木質ペレットを開発し県産材と発電機の利用拡大を目指す。
関連企業の工場を棚倉町に新設し4月から稼働させ、木質ペレットの製造能力を増強する。
運転開始式が23日、現地で行われ、藤田光夫社長、エ社のユリアン・ウーリッヒ最高経営責任者、畠利行副知事らがテープカットしてユニットが稼働した。
藤田社長は「木材利用を進めることで、地域の雇用活性化につながることを期待している」と話した
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