v11.0
- ID:
- 37638
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0218
- 見出し:
- 国内初のCLT橋、仙北市に設置へ 木工研、耐久性を検証
- 新聞名:
- 秋田魁新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.sakigake.jp/news/article/20170218AK0009/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
秋田県立大の木材高度加工研究所(木高研、能代市)が来月、厚型の木質パネル建材(CLT)を使った橋を仙北市田沢湖に設置する。
スギのCLTを床版(しょうばん)に用いて、林業用の14トントラックが通れる小型の橋として水路に架ける。
防水加工したCLTの耐久性を検証するのが目的で、国内外で
前例のない試験となる。
CLTは、スギなどの板を繊維の向きが交差するよう何層にも重ねて圧着した部材。
コンクリートに匹敵する強度を持ちながら、重さは約6分の1と軽い特徴がある一方、木製のため水分による腐食に弱い欠点がある。
設置する橋は長さ7メートル、幅3・8メートル。
鉄骨で組んだ橋桁の上に厚さ18センチのスギのCLTを4枚並べ、金具で固定。
上面に防水シートをかぶせ、アスファルトで舗装する
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