v11.0
- ID:
- 37627
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0217
- 見出し:
- 雑木リサイクル 箕輪町の来年度事業
- 新聞名:
- 長野日報
- 元UR(アドレス):
- http://www.nagano-np.co.jp/articles/13668
- 写真:
- -
- 記事
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箕輪町は来年度から、間伐材や剪定枝を貴重な森林資源として有効活用する「みどりの資源リサイクルステーション(仮称)事業」を実施する。
焼却処理されていた間伐材などを薪やチップにして再利用する。
事業所単位の処理、再利用はこれまでも行われているが、自治体独自に実施するのは珍しいとい
う。
同町では年間で平均約35トンの間伐材や剪定枝、下草刈りによる雑草などを排出。
この大半は焼却ごみとして処理されていた。
町は「費用をかけて処理するのではなく、少し手間をかけても再利用する手法はないか」と検討。
昨今、木材を破砕した「ウッドチップ」がガーデニング資材やドッグラン、バイオマス燃料、薫蒸など幅広く活用されている点に着目。
薪ストーブ利用の家庭も増え、需要も拡大していることから、「循環型社会」を目指
す町として再利用を具体化した。
事業では、同町南小河内区の水防倉庫1棟を拠点施設として整備し、破砕するための設備を設置。
個人で切り出した間伐材、支障木、庭木、街路樹などの剪定枝などを無料で受け入れ、チップ化や薪として仕上げ、希望者には無料で頒布する。
専門の職員も配置し、木材とともに瓶や缶、古紙、衣類、小
型家電など資源物も回収する。
事業費は2017年度町一般会計当初予算案に599万6000円を計上。
内訳は破砕機などの設備投資に275万円、人件費220万円、その他電気料や消耗品など
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