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- ID:
- 37615
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0216
- 見出し:
- ダゴン工業団地で違法木材60トン発見、16日間で1,000トン以上を押収
- 新聞名:
- ミャンマーニュース
- 元UR(アドレス):
- https://www.myanmar-news.asia/news_bAkGHXcVJC.html
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- 【写真】
- 記事
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ミャンマー情報省によると、ヤンゴン北部県(Northern District)森林局のアシスタント・ディレクターが率いるチームは2月12日、同地方域内にあるダゴン工業団地(Dagon Industrial Zone)の倉庫で60トンの違法木材を発見したという。
発見された木材は、東南アジアなどに自生する唐木の一種であるパドウク(Padoauk、別名「ビルマカリン」)55トンとタマラン(Tama Lann、別名「テチガイシタン」)5トンであった。
また、空の貨物コンテナ8つと10輪コンテナ輸送トラック6台も見つかっている。
ヤンゴン地方域森林局のThein Toeディレクターは
「市民からの情報とスタッフの努力により、倉庫に保管されていた違法木材を見つけることができた」(プレスリリースより)
と述べ、発見にあたり市民からの情報があったことを明らかにした。
なお、倉庫の所有者は起訴されることになるという。
16日間で総量1,000トン以上の違法木材を押収
Thein Toeディレクターによると、1月24日にヤンゴン港のミャンマー・インダストリアル・ポート(Myanmar Industrial Port)で違法チーク材をコンテナ2つ分押収したという。
1月24日から2月8日までの16日間で押収された違法木材は、パドウク、タマラン、チークなどで、総量は1,000トン以上。
その価値は30億チャット以上だと推定される。
ヤンゴン地方域内で押収された違法木材のほとんどがパドウクだったが、パドウクはヤンゴンでは一般的に使われていないため、海外市場に違法に輸出されることが容易に結論づけられたという。
また、パドウクが大量に押収されたことは、硬材が不法輸出で多く扱われていることを暗示している
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