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- ID:
- 37521
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0207
- 見出し:
- 地場産木材で「タテモン」づくり…市が森整備へ
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170206-OYT1T50013.html
- 写真:
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- 記事
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昨年12月に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「魚津のタテモン行事」の継承につなげようと、富山県魚津市の村椿晃市長は5日、行事で引き回される「タテモン」を地場産木材で作ることを目指し、市有地に「たてもんの森」(仮称)を整備していく考えを示した。
同日に市内で開かれた登録記念のシンポジウムで明らかにした。
タテモンは、高さ約16メートルの柱にちょうちんを飾り付けるもので、魚津たてもん保存会によると、現在は主に県外産の木材で作られているという。
村椿市長は新年度から市有地にスギやケヤキを植樹していく意向で、「子供たちに育ててもらうことで担い手の育成につなげたい。
長い時間をかけて取り組む」と語った。
保存会の海苔のり洋二会長(70)は「今すぐにとはいかないが、地場産木材で行事を継承できることに期待したい」と歓迎した。
シンポジウムでは、長年文化行政に携わる県知事政策局の松島吉信参事を招き、行事と今後のまちづくりについて意見が交わされた。
市内では保存会主催の登録記念祝賀会も開かれた
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