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    ID:
    37066
    年:
    2016
    月日:
    1211
    見出し:
    東京の木材で戸越銀座駅「木になるリニューアル」 その目的・効果は 
    新聞名:
    ニフティニュース
    元UR(アドレス):
    https://news.nifty.com/article/economy/economyall/12203-61276/
    写真:
    【写真】
    記事
    商店街で知られる東京の戸越銀座。
    その駅が約90年ぶりにリニューアルされました。
    ポイントのひとつは「東京の木材」です。
    「駅シンボルマーク」「のれん」の設置なども行われています 東京・多摩の木材をふんだんに使用  長さが関東有数で、メディアにもしばしば登場する戸越銀座商店街(東京都品川区)。
    2016年12月、東急池上線の戸越銀座駅が開業から約90年ぶりにリニューアルされ、11日(日)に竣工セレモニーが行われました。 「日本を代表する商店街、発展する『戸越銀座』にふさわしい駅です」(品川区 浜野 健区長) 「木になるリニューアル」と題された今回のリニューアルは、「1927(昭和2)年10月の開業から約90年の年月を刻んだ戸越銀座駅の木造駅舎の趣や想いを継承」して行われ、その名の通り、東京・多摩産の木材をふんだんに使用しているのが大きな特徴です(丸太換算でおよそ470本分)  東急電鉄によると、鉄骨造りに比べて建設段階の二酸化炭素放出量が約100トン削減され、木材使用による炭素固定化により約70トンの二酸化炭素削減に寄与。
    また、木材の利用を通じ「植える・育てる・使う・植える」という森林資源の循環利用を促進し、東京都の森林・環境保全に貢献したといいます  地場の多摩産材を活用することは、水源の涵養(かんよう)や災害の防止、二酸化炭素の吸収といった多面的な機能を発揮するほか、東京における持続的な森林整備と林業振興にもつながるとのこと。
    駅リニューアル事業の一部は、東急電鉄が「平成27年度東京都森林・林業再生基盤づくり交付金事業 」で採択を受け、その補助によって実施するもので、都内の鉄道施設としては初の事例だそうです のれんがひるがえる、ホームから改札口まで10歩の駅  戸越銀座駅で行われた今回のリニューアルでは、内外装の改修以外に、ホーム屋根の建て替え・延伸で屋根がホーム全体へかかるようになったほか、木製ベンチ、駅シンボルマーク、のれんの設置、トイレの建て替えも行われています  東急電鉄はこれまで、多摩産材の原産地である東京都あきる野市で環境学習「多摩の森とつながるツアー」や、地域の人々に駅への思いをつづってもらうイベント「想いが実になる木」、東京大学との連携で街のさらなる魅力を発見するためのワークショップを開催するといった施策を展開。
    今後も地域住民 に愛される駅、沿線づくりに取り組み、さらなる沿線の活性化に努めていくそうです  ちなみに「想いが実になる木」へは、「ホームから改札口まで10歩!だなんてこんなにやさしい駅があるなんて! fff:

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