v11.0
- ID:
- 34782
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0205
- 見出し:
- 廃校した中国製フローリング木材提供 希望者を募集
- 新聞名:
- 日本海新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.nnn.co.jp/news/160205/20160205004.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
鳥取県日南町は、廃校となった旧福栄小(同町福塚)の校舎の木材を有効に使ってもらおうと、希望者に無償で提供する。
木材で木工品を作り、4月にオープンする道の駅「にちなん日野川の郷(さと)」(同町生山)で販売することが条件。
19日まで希望者を募集している。
木材が再利用される旧福栄小の校舎=日南町福塚
校舎は木造2階建て延べ1667平方メートルで、1962年に完成。
特徴である長い廊下を児童たちが毎日、丁寧に雑巾掛けをして磨き上げたという。
2009年3月に統廃合で閉校し、老朽化のため解体が決まっている。
愛着のある校舎をただ解体してしまうのはもったいないと、壁や廊下などに使われている木材を家具や置物などに再加工し、道の駅で販売する業者や個人を募集することにした。
町外からも応募できるが、多数の場合は町内を優先する。
木材はスギ材が中心で、廊下にはカバ材を使用。
希望者は3月上旬に校舎内を見学し、どの部材が必要か確認した後、自身で木材を取り出す
町企画課は「地元で思い入れのある小学校なので、ぜひ地域の方に活用してもらいたい」と話している
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