v11.0
- ID:
- 36703
- 年:
- 2016
- 月日:
- 1025
- 見出し:
- 【シゴトを知ろう】宮大工 編
- 新聞名:
- エキサイトニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.excite.co.jp/News/column_g/20161025/MynaviShingakuU17_f0880650-5a9e-48fb-ad80-4f9323efb8ce.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
大工の中でも、神社・仏寺・宮殿の建築・補修を専門とする大工のことを「宮大工」といいます。
こうした日本古来の建築物は、現在主流となっている釘や補強金物を使う工法ではなく、釘や補強金物を使用せずに木材を組み合わせる「木組み工法」で造られてきました。
そのために、宮大工は長い年月をかけ
た修業が必要になるようです
そうした貴重な存在である宮大工は、具体的にどんな内容の仕事をしているのでしょうか? そこで今回は、「株式会社 松本工務店」の宮大工・清水栄作さんに詳しくお話を伺いました。
■加工した木材をスキマなく取付けられたときは達成感がある。
Q1. 現在のお仕事内容について教えてください
私は、青森県にある松本工務店で宮大工の仕事をしています。
宮大工としての仕事内容は、木材を建物の形に合わせて加工することや、建築現場で加工したものを組み立てるといった作業になります。
ただ、宮大工といっても、基本的には普通の会社員なので、朝8時から仕事を開始して、夕方17時に1日の
仕事が終了します
Q2. お仕事の中で、魅力ややりがい、楽しさを感じるのはどんなときですか?
私が加工した木材が現場に行って、取り付けたときにスキマなく取付けできたときはやはり達成感がありますね。
曲線の木材を組み合わせて建物の形になっていくときは非常にやりがいを感じます
Q3. 一方で、お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときですか?
神社やお寺に使う木材は非常に大きく、狭い場所や機械が使えない場所では一人では扱うことができないので、一つの木材を10人かがりで運んで取り付けることもあります
fff: