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    ID:
    34753
    年:
    2016
    月日:
    0120
    見出し:
    天川産木材 寒さブロック
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20160119-OYTNT50252.html
    写真:
    【写真】
    記事
    ◇断熱材発売へ 高い調湿効果  奈良市の木材会社などが、県産木材だけを原材料に使った新しい断熱材を売り出すことになり、天川村の杉材で試験生産したサンプルを19日、同村の車谷重高村長に贈った。
    調湿効果や難燃性に優れ、加工もしやすいといい、近く同村坪内に建設される村営住宅にも使用。
    業者らは「環境に優しい新建 材として広めていきたい」と意気込んでいる。
    (熱田純一)  新しい断熱材は木材チップから木質繊維を抽出し、圧縮加工したもので、スポンジのように弾力性がある。
    猛暑や厳寒期でも室内の温度変化を緩和する働きがあるほか、吸音や調湿効果も高く、化学薬品などを使わないため、シックハウス症候群などの心配も少ないという。  ドイツで開発された技術で、国内では北海道苫小牧市の業者だけが製造。
    県内では、十津川村が紀伊水害被災者のための復興住宅に使用した。
    昨年11月には、天川村産の木材20立方メートルを船便で運び、高さ120センチ、幅約40センチ、厚さ約10センチの断熱材約3000本分に加工した。  この日は、販売を手がける北野木材(奈良市)の北野真一郎社長、木材流通などを担う高田木材協同組合(御所市)の中村順総務部長、事業のコーディネーターを務めるNPO法人「木造住宅品質確保普及促進協議会」(木品協=橿原市)の黒川恵史理事長らが役場を訪れ、サンプルと製品の目録を 手渡した。  北野社長は「自然に優しい省エネタイプの断熱材で、県内林業の振興に役立つ」、黒川理事長は「将来は生産コスト削減のため、県内に製造拠点を設けたい」などと説明。
    車谷村長は「木材に新たな付加価値がつく。
    今後の利用拡大に期待したい」と話した。 fff:

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