v11.0
- ID:
- 36511
- 年:
- 2016
- 月日:
- 1005
- 見出し:
- 国内初!「木材発酵ガス」試験に着手 南相馬のプラントで福島県
- 新聞名:
- 福島民友
- 元UR(アドレス):
- http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161005-116959.php
- 写真:
- 【図・表 】
- 記事
-
木材を発酵させて都市ガスと同じ成分のメタンガスを抽出する国内初の新技術について、県は南相馬市小高区の民間倉庫に実証プラントを設置し、実用化に向けた実証試験に着手した。
4日の9月定例県議会で、高野光二議員の一般質問に小野和彦農林水産部長が答えた。
実証試験は3日に開始。
県によると、スギの木粉1キロからメタンガス約240リットルが抽出できる見込み。
木粉に含まれる放射性物質は、抽出されるメタンガスには全く含まれず、生成の過程で発生する残りかすに濃縮されるという。
実証結果は年度内にまとめられる。
新技術は森林総合研究所(茨城県つくば市)が開発した。
高速回転するセラミック製のビーズ(1個0.5ミリ)や酵素で木材の細胞壁を微生物が食べられるように分解。
木粉と酵素、水を混ぜて、専用装置で生成された液体をタンクに入れ、発酵させることで発生したメタンガスを回収する
fff: