v11.0
- ID:
- 36481
- 年:
- 2016
- 月日:
- 1001
- 見出し:
- 浜松発「木のバッグ」パリへ クールジャパン、袋部分は遠州織物
- 新聞名:
- @S[アットエス]
- 元UR(アドレス):
- http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/newface/287258.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
浜松市北区の木工品製造「豊岡クラフト」(山崎徹社長)は10月から半年間、日本の魅力発信を目的に経済産業省近畿経産局などがフランス・パリで行う「ディスカバー・カンサイプロジェクト」に出展する。
木と遠州織物を組み合わせたバッグ「ウォグモンティ」が県内で唯一、同局のクールジャパン商品に選
定された
バッグは2種類で、クラッチバッグ(横30センチ×縦33センチ×厚さ1・8センチ、重さ350グラム)は持ち手部分などに桜材を使用した。
袋部分は同市浜北区の滝本織布が手掛けた刺し子や、同市西区の古橋織布が麻、シルクなどの混紡糸を使って光沢感を出すなどした独自の生地を利用した
ハンドバッグ(横26センチ×縦20センチ×奥行き9・5センチ、重さ500グラム)は外側部分が桜材で、くぎを使わない組み木技術で加工した。
持ち運びしやすいように、厚さ1・1センチの桜材を薄いところでは厚さ2ミリまでくりぬき、軽量化を図った。
ファスナー部分には、レーザー彫刻でかたどった浜松市の
花「ミカンの花」を施している
山崎社長(45)の父肇会長(76)が10年ほど前に考案した木製バッグをヒントに、ターゲットを「40代女性」に絞ってデザインや機能性で工夫を重ね、製品化にこぎ着けた
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