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- ID:
- 36463
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0928
- 見出し:
- オクシズ材で調音パネル 静岡・ジャパンウッド開発
- 新聞名:
- @S[アットエス]
- 元UR(アドレス):
- http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/286478.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
静岡市内の木材、製材業4社でつくる協業組合ジャパンウッド(同市葵区、南條至朗理事長)は、地元の森林オクシズのヒノキとスギ材を使い、会話の妨げになる室内の雑音の吸収や響きの調整を目指した「木質調音パネル」を開発した。
都内で10月に開くジャパンホームショーに出展してPRし、来年度中
に製品化する
パネルの研究開発は、昨春から静岡大、県工業技術研究所との産学官連携で進めた。
市の助成金も活用した。
ジャパンウッドが独自の加工技術で手掛けた木材と吸音材を組み合わせた構造で、相乗効果で快適な音環境を創出する。
素材の幅などの条件を変えて数値を計測し人の声の高さの周波数
付近(500ヘルツ~1キロヘルツ)で雑音を減らす効果が高いことが分かった。
一連の構造は特許を出願している
パーテーション型や内装材として製品化する。
販路は市内を中心とした保育園や幼稚園、アリーナなどの公共施設、オフィス、銀行の相談コーナーなどを想定する。
デザインやマーケティング面で事務機器メーカーとの連携も検討している
ジャパンウッド開発担当の影山雄樹さんは「人口減による将来の市場縮小が懸念される中、付加価値をつけた木材製品の開発でオクシズ材の利用拡大につなげたい」と話した
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