v11.0
- ID:
- 36346
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0911
- 見出し:
- 多賀木匠塾、滝の宮Gゴルフ場に木製の休憩所
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- www.chunichi.co.jp/article/shiga/20160911/CK2016091102000029.html
- 写真:
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- 記事
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県立大(彦根市)の学生団体「多賀木匠(もくしょう)塾」が、多賀町富之尾の滝の宮グラウンドゴルフ場で建築していた木製の休憩所が十日、完成した。
設計から施工までを学生が行い、だれでも楽しめる空間づくりを目指した。
休憩所は高さ三メートル、面積約二十五平方メートル。
町産スギの丸太を柱にし、らせん階段を取り付けて屋根の上にも上がれるようにした。
手すりには町産のヒノキを使った。
作業は一日から本格的に始まり、一~三年生五十九人が担当を決めて働いた。
八月中に基礎工事や土台部分の整備などを終えていたため、スケジュール通りに工事が進んだ。
ゴルフ場には町たきのみや保育園が隣接しており、園児たちの遊び場にもなるという。
代表で三年の佐藤由季子さん(20)は「二、三年と一年では、現場作業の経験が違うので、不安もあったが、メンバーはテキパキと自分から動いてくれた」と振り返った。
多賀木匠塾は二〇〇二年から、町の森林資源を活用した製作活動を続けている。
これまでに、町内のB&G多賀海洋センターや高取山ふれあい公園内の遊具などを手掛けた
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