v11.0
- ID:
-
36201
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0824
- 見出し:
- 脱"売りっぱなしビジネス"、オラクルのクラウド導入で営業改革を実現した山根木材
- 新聞名:
- マイナビニュース
- 元UR(アドレス):
- http://news.mynavi.jp/articles/2016/08/24/yamane_oracle/
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- 【写真】
- 記事
-
広島県で木造住宅の建築を中心に「木の家」にこだわったビジネスを展開している山根木材。
1910年に木材店として創業して以来、地域の発展と変遷に合わせて成長してきた同社は、1972年には不動産部門を設立。
材料である木材を販売する立場から、住宅施工にまで手を広げた後、関連サービスも展開
するようになった。
7月27日に開催された「Oracle Modern Business Experiences 2016」では、ヤマネホールディングス 代表取締役社長を務める山根誠一郎氏が、「山根木材における営業改革事例
―新築・リモデル・メンテナンスの3事業の活性化―」と題した講演を行い、日本オラクルのクラウドサービスを活用した同社の営業改革について語った。
本稿では、山根氏とIT活用を統括する経営管理部 情報管理課 課長の佐々木宏氏に直接話を聞く機会を得たので、広島でビジネスを展開する同社がどのようにして、新築・リモデル・メンテナンスの3つの事業において改革を果たしていったのかをお届けしたい
顧客のライフサイクルに寄り添える住宅ビジネスを
ヤマネホールディングスは現在、住宅の意匠設計と施工を担う山根木材ホーム、住み始めてからのメンテナンスを担当する山根木材メンテナンスサービス、リフォームを行う山根木材リモデリングと山根木材リノベーション、そして木材の李入れから構造設計までを行う広島ランバーテックといったグループ会社
を抱えており、木造住宅の材料提供、施工、メンテナンス、リフォームというトータルサービスを展開している。
ヤマネホールディングス 代表取締役社長 山根誠一郎氏
「住宅業界ではまだ売りっぱなしの感覚でビジネスをしているところが多いのが現状です。
施工を主とする企業の場合、引き渡したらお客さまとの関係が一度切れてしまい、建て替えの時にもう一度ということになっても数十年後の話になります。
そこで、メンテナンスやリフォームの事業を始めることで、お客さまのラ
イフサイクルと共に長くおつきあいにできるような体制を整えたのです」と語るのはヤマネホールディングス 代表取締役社長の山根誠一郎氏だ
山根氏は、住宅は、住む人の進学、就職、結婚、出産、子どもの自立、退職といったライフイベントに従って形を変えていくべきものであり、同社としてはメンテナンスやリフォームによってそれを支えていきたいという
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