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- ID:
- 36058
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0805
- 見出し:
- 木製ケージ「にゃんこつぼ」 北見・北海教材木工が開発
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元UR(アドレス):
- http://http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0300892.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
北見市の北海教材木工は北見工業技術センターと共同で、シナ合板を使った木製ネコ用ケージ「にゃんこつぼ」を開発した。
狭く、安全な場所を好むネコの習性を利用。
くつろいだり遊んだりできると同時に、飼い主が中にいるネコの様子をうかがうことができるデザイン。
モニターの評判も上々という。
サイズは小、大、特大の3種類あり、小で高さ29・5センチ、直径42・2センチ。
24枚のわん曲した合板を組み合わせ、横と上部に開口部を設けた。
ネコは高い場所や狭い場所を好むとされ、中で丸くなってくつろいだり、上部の開口部から顔を出したりするという。
開発は、昨年2月に東京で行われた生活雑貨の見本市に犬用木製ケージを出品したところ、バイヤーから「ネコ用もほしい」と請われたのがきっかけ。
大きさやデザインを試行錯誤しながら、試作を重ねる一方で、道内外の猫カフェや個人飼い主にモニターになってもらい、実際にネコが使うかどうかをテストし
た。
その結果、居場所が定まっていない若いネコほど入りやすく、飼い主からも段ボールなどと異なり「ネコの姿が見られ安心」と好評だった。
昨年11月に札幌で行われた見本市では、「かわいい」と写真に撮る女性が続出したという。
今春完成し、すでに商標登録と意匠登録を済ませた。
同社の大西薫会長は「組み立て式で女性にも簡単に扱える。
インテリアとしても部屋に合う木の良さを知ってほしい」と話す。
価格は1万5千円~1万9千円。
北見市内のオホーツク木のプラザで販売しているほか、アマゾンのサイトからも購入可能。
問い
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