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- ID:
- 35450
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0516
- 見出し:
- 日本の顔に県産木材
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/gifu/news/20160515-OYTNT50191.html
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- 記事
-
ブラジルに来年開設、広報拠点の玄関装飾
ブラジル・サンパウロに日本政府が来年開設を予定する広報拠点「ジャパン・ハウス」の玄関の装飾が、中津川市加子母の中島工務店で制作されている。
15日にはジャパン・ハウスのデザインを監修する隈研吾さん(61)が同市を訪れ、出来栄えを視察。
「思ったより迫力がある。
現地でもきっと衝撃を与
えるだろう」と語った。
(松原輝明)
ジャパン・ハウスは、日本の文化や芸術などについての情報発信を強化しようと、サンパウロと英ロンドン、米ロサンゼルスに開設される。
中島工務店は昨年、サンパウロにある日本とブラジルの友好のシンボル「日本館」を県産木材を使用して修復しており、ジャパン・ハウスの打ち合わせでサンパウロを訪
れていた隈さんが修復現場を視察。
東濃ヒノキのよさと仕事ぶりが目に留まり、中島工務店が玄関の装飾を制作することが決まった。
装飾は、最大高さ11・6メートル、幅36メートル、最大奥行き4・5メートル。
厚さ3センチのヒノキを4~36層に組み合わせた造りで、約20立方メートルのヒノキを使用した。
組み上がった様子を視察した隈さんは、「ヒノキの中でも東濃ヒノキは最上の素材。
ブラジルの人にもきっと日本の文化が伝わる」と
満足そう。
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