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- ID:
- 35384
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0429
- 見出し:
- 旭日小綬章 製材加工技術に貢献 松阪市・黄瀬稔
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/articles/20160429/ddl/k24/040/078000c
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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春の叙勲が29日付で発令され、県内からは53人(旭日章14人、瑞宝章39人)が栄誉に輝いた。
受章したのは、社会のさまざまな分野で尽力してきた人たちで、長年の功績がたたえられた。
受章者に喜びの声を聞いた。
(小綬章以下の受章者名簿は20面に掲載)
旭日小綬章 製材加工技術に貢献 松阪市・黄瀬稔さん(70)
「木材関連組織や現場で働く仲間のおかげ。
心からお礼を申しあげたい」と喜ぶ
高校を卒業して大阪の木材会社に勤務した後、家業の大河内林業(現オオコーチ)に入社。
県下でいち早く、木くずたきボイラーを導入し木材乾燥の熱源に活用し、JAS(日本農林規格)の認定工場になるなど製材加工技術の向上に貢献した。
1999年の第38回農林水産祭では木材業界3例目となる最
高位の天皇杯を受賞した。
日本木材青壮年団体連合会の会長として、杉の加工技術向上と用途拡大に尽力。
虫食い材の建築用材への利用拡大にも努めた。
2008年から県木材組合連合会長に就き、県産材の普及や公共建築物の木造化を推進している。
【橋本明】
旭日双光章 省エネ家電普及尽力 亀山市・渡辺一雄さん(79)
渡辺一雄さん
「みなさんの支援のおかげです。
大変光栄です」と謙虚に喜ぶ
工業高校を卒業後、会社勤務。
1961年に父親が創業した三星電機商会を継いだ。
県電器商業組合の副理事長などを経て、2005年から10年間、理事長を務めた。
大手家電量販店の出店ラッシュによる価格競争の激化など、組合員の経営環境が厳しくなる中、組合員の技術力や販売知識の向上を目指した指導や情報提供を推進。
省エネ家電の普及に取り組んだことなども評価された。
「高齢化や後継者不足で、地域の販売店が減っていることはさみしい。
店が増えるためにも、メーカーは売れる商品、高齢者が扱いやすい商品を市場に出してほしいですね」と話す
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