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- ID:
- 35332
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0420
- 見出し:
- 中国木材、伊万里工場増設
- 新聞名:
- 佐賀新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.saga-s.co.jp/column/economy/22901/303106
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- 【写真】
- 記事
-
製材大手の中国木材(堀川智子社長、本社・広島県呉市)が伊万里市山代町の伊万里工場に新たなプレカット工場を建設することになり18日、伊万里市と立地協定を結んだ。
6月に着工し、来年2月の操業を目指す
新工場は現工場に隣接し、鉄骨造り1万6200平方メートル。
既存のプレカット部門は月間150棟の生産能力で、新工場稼働で計250棟以上に増産でき、九州で業界最大規模となる。
用地(9万6185平方メートル)は取得済みで、建物などの投資額は計18億6400万円。
プレカット以外を含めた伊
万里工場全体の事業拡大で、新工場操業から5年間に約60人の現地採用を予定する。
柱や梁の接合部を機械加工するプレカット材は建築職人の減少を背景に需要が広がり、工期短縮や高性能化などのメリットもある。
堀川社長は「老人ホームや店舗など非住宅の木造化の流れも取り込み、受注が増加している」と説明した。
中国木材は2002年に伊万里市に進出。
製品販売センターや集成材製造などのほか、今年3月から木質バイオマス発電プラントも稼働している。
石橋正浩九州事業本部長は「少子高齢化で住宅着工は減少が予測されるが、製材からプレカット、バイオマス発電まで持ち合わせることでトータルの収支力
が期待できる。
伊万里湾を活用し、将来の海外輸出も見据えている」と話した
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